10年続かなかった朝活が今年は続いている理由

やっちです。

ずっと続かなかった朝活が続いているので、なぜ今年は続くのかを考えました。

朝活していますか?

朝って仕事がはかどるし、読書も進むし、手帳のTodoや日記を書くのも穏やかにスラスラいけますよね。

毎日、朝起きれたらどれだけ気持ちよく1日をスタートできることか。

頭ではわかっていても、毎年やろうとして続かないのが、何を隠そう僕という人間です。

とある一児の父のおじさんが綴る、朝活の失敗と成功をお楽しみください。

10年朝活をやろうとしてできなかった理由

かれこれ、10年ぐらい朝活には挑戦しています。

単に個人で早起きに挑戦するだけでなく、大学生の頃はmixiを活用したり、社会人になって朝の読書会に参加しました。

毎年、「今年こそ、朝活をやるぞ!」とメラメラ燃えていたんです。

ところが、せいぜい続いて3回なんですよね。

教科書通りの三日坊主ってやつです。

ただ、2018年は続きそうな兆しがありました。

友人から「朝活をやる目的がないからじゃない?」と言われ、目的があれば確かに起きるな! と納得したんです。

それで、しっかり何をやるかを定めて寝るようにしました。

するとなんと! 朝の僕は「明日からでいっか」って言うんですよ。

僕だけじゃないと思いたいのですが、基本的に人は自分に甘いんですよね。

では何をしたかというと、強制環境を作りました。

朝活というイベントを立てて、絶対に起きなくてはいけない環境を自ら作ったのです。

これなら寝坊するわけにはいかないし、目的もあるし、大丈夫って思いますよね。

やってみたら、みんなは喜んでくれたし、作業は捗り、1日の時間が長く感じて最高でした。

ずっと続けられる自信が湧いてきました。

するとどうでしょう、3回やって終わりました。

え! なんで!? って自分が一番思いましたよ。

続かない理由を振り返ってみると以下の通りでした。

  • 自分発信だから余計にエネルギーを使う
  • 絶対に起きなくてはいけないというプレッシャー
  • 知らない人同士のファシリテートも必要でめんどくさい

要は、疲れてしまったので続かなかったわけです。

疲れることって、脳が嫌うんですよね。

「え、あれまたやるの? 嫌なんだけど。寝ようよ」

そんな風に言ってくるんですよ。

脳は次第に、「そもそも呼びかけるのをやめる」というところに僕を運んできます。

僕の意識から、「朝活がんばる」という言葉が消えていきます。

脳は優秀ですね。

失敗を糧に。「朝活やりましょう」の一言

2018年も、やろうとしてできなかったリストが増えてしまうのかと落ち込んでいました。

すると、同じコミュニティに属する友人から一言。

「朝活やりたいんですよ~。一緒にどうですか?」

軽い気持ちで「やりましょう!」と返し、来年から一緒に朝活をスタートさせる話が生まれました。

続くのか疑心暗鬼に陥っていた僕は、もはや続かなくてもいいやって気持ちでした。

ひとまず、1月の日程を決めて、固定メンバー3人で始めることにしました。

「あけましておめでとうございます~」

そんな一言で、新宿のサンマルクカフェからスタート。

せっかくなので、より集中して朝活ができるようにポモドーロ・テクニックを用いました。

ポモドーロ・テクニック:世界が実践する時間管理術はこうして生まれた

(Newsweek.com)

ただでさえ集中できる朝活なのに、25分集中して5分休憩、それを4回繰り返して取り組んでみました。

意欲的なメンバーが集まっていることもあり、ダラダラやることはありませんでした。

休憩中で、今年やろうとしていること、今やろうとしていること、モヤモヤすることなど共有し、頭の整理にも役立ちました。

いつもの半分の時間で、ブログや読書が進み、驚きの結果を残すことができました。

朝活が続かない人は、抵抗をいかになくすかが鍵

これまではなぜ、朝活が続かなかったのか。

考えてみると、「朝活をするといいことがありそう」という気持ちが先行していたと思います。

漠然としすぎて、脳にとっては朝活が怖い存在となっていたのです。

「あれ? めちゃくちゃ楽しいぞ」

うまくいった朝活は、この一言でした。

それで、最低月2回は実施することにしました。

固定メンバーが3人いて、あとは同じコミュニティ内の人に「来たい人ー?」って呼びかけるだけ。

朝活の日は、前日がどれだけ忙しかろうと自然に起きられるようになりました。

以前ともっともちがうのは、抵抗がないこと。

有志が集まっているだけだし、同じコミュニティの人で気を使うこともなく、ただ自分のやりたいことをやればいいのです。

余計なエネルギーを使っていないんですね。

そして、脳は「朝起きてその場所に行くと何かいいことがあるらしい」と覚えています。

習慣への第一歩である「自分を満たしてくれるものがある」ことを認識したということです。

そんなこんなで、月2回きっちりと続き、習慣化に成功しました。

何より、自分が毎日、朝起きれるようになったんです。

みんなで集まらないときは、起きれるときに起きるというルールにしました。

少しだけ早めに起きるときもあれば、明け方に起きるときもあります。

どちらにしても、必ずいつもより早めに起きれるようになりました。

2019年、10年の時を経て、朝活の習慣化に成功! 万歳!

まとめると、朝活が続くようにするには、以下のことをすればいいようです。

  • 朝活したい友人見つける(やる気があって、お互いを割と知っている)
  • 全員が発起人としての立場をとる(イベントの主催と参加を区別しない)
  • 気持ちよく過ごす(カフェの居心地、やることを決めておく)

抵抗をなくすには、喜びと進化を得ること

メンタリストのDaigoさんも言っていましたが、習慣化には「喜び」と「進化」が必要とのこと。

うれしいこと、楽しいことがあるから頑張れる。

自分が少しでも進んでいるという実感があるから、喜びになる。

知らずに、そのような条件がそろった朝活の場にしていたようです。

朝活ができない人にとって、起きることが最大の難関であり、エネルギーを使います。

なので、余計なエネルギーを使うわけにはいきません。

起きることに全神経を注がなくてはいけないのです。

そして、気持ちよく過ごすためには、気持ちよくいられる友人同士でやること。

さらには、それぞれが「自分のやりたいことのために」集まっているということ。

主体性のある仲間で、心地よい空間を過ごし、やりたいことをやる。

そうすることで、脳は「朝活やるの!? 気持ちいいからやろやろ!」となります。

起きることに抵抗がなくなるのです。

するとどうでしょう、その場に行こうとせずとも、いつの間にか自分でも起きられるように!

以上、10年朝活がどうしても続かなかった僕の、改革元年の話でした。