手帳に1日1ページ、46日間欠かさず書けた理由を振り返る

2022年よりジブン手帳DAYsを使い始めました。

この記事を書いている2月15日現在、46日間連続で1日1ページを書き進めています。
本格的に手帳を使いだしたのは2018年からですが、1日も欠かさずに書けているのは初めて。
一体、何をしたのか? というのが今日書きたいことです。

結論
1日に長くとどまる場所に、道具を置く

具体的には、私はダイニングテーブルに手帳を置きっぱなしにしました。
ダイニングテーブルには朝起きた時と、夜ご飯を食べる時、寝る前に本を読んだりパソコンをいじったりする時に座ります。自分の部屋のデスクより、ダイニングテーブルに座っていることが多いのです。ここに注目しました。人によってはリビングにいることが多いこともあるでしょう。ソファーによく座るなら、ミニテーブルに手帳を置きっぱなしにしてもいいのです。

1日1回手帳で振り返る、をやめた

手帳を始めてから毎年、1日1回手帳で振り返ることを自分に約束していました。
年初こそ続くものの、次第に1日おき、3日おきとなり、1週間おきなど間が空いてしまい、なんとか頑張って隙間を埋めようとするも、埋めることが目的になってしまうことがありました。

ただ、そもそも手帳は1日を振り返られるようにするためのもので、ただ埋めて楽しむ目的で始めたのではありません。本末転倒になっていました。

そこで、1日1回手帳で振り返ると意識するのをやめることにしました。
それでは手帳を書き続けることは難しいのでは? と思うかもしれません。ですが、あきらめたのは手帳を書くことではなく、意思に頼ることです。やる気がある時に書く、ない時は書かないといった波に左右されることをあきらめたのです。

目の前に置いてあると、触りたくなる

あなたは歯医者さんに行ったとします。待合室には雑誌がいくつか並んでいました。その中でちょうど頭に浮かんでいた旅行雑誌が。きっと手に取りますよね。別に、雑誌を手に取る目的で来たわけではないのに。

この現象の応用を家で試してみたわけです。朝起きると、ダイニングテーブルに手帳が置いてあります。よほどあわてていない限りは、その手帳に触れると思います。触れようと思うなら必ず開くことになるでしょう。開いたら開いたで、書きたくなるはずです。ほら書けた。

何日か続けていると、習慣になってきます。脳科学関連の本を読んでいただければわかりますが、脳は基本的に快楽を求めるので、楽しいことは続きます。また、日常的な行動として認識された動きに抵抗を示すことはありません。食事をとる、歯を磨く、夜は寝るなど、当たり前のようにやっていることは抵抗なくできるはずです。習慣化するまでが難しいと言われますが、習慣にするまでを「置きっぱなし法」が助けてくれるのです。

とにかく手に取れる位置に置くこと

手帳はいつでも持ち歩き、いつでも書けるようにしておくことで習慣化する。これまで私が意識してきたことです。ただ2018年からの3年間、どうしても抜け漏れが発生していました。自分を奮い立たせてはまた挫折することを繰り返してきました。仕事から帰ってきて、カバンから手帳を出さなかったことも何度かあります。カバンから取り出し、毎日書こうとするルーティンが出来上がっていなかったのでしょう。
今は、手帳は持ち歩いていません。ダイニングテーブルに置きっぱなしなのです。ダイニングテーブルでしか書けない代わりに、ダイニングテーブルに座った時に書く習慣がつきました。基本的には朝、娘を起こす前に書くことが習慣となっています。

今回は手帳についての話でしたが、手帳に限った話ではないと考えています。
いつも目に触れることができ、いつでも手に取れる位置に置くことで、何かの作業を習慣化することはできると考えています。

現に、今こうしてパソコンでブログを書いていますが、まさに手帳の応用でダイニングテーブルにパソコンを置きっぱなしにしてみたのです(まだ怒られていないです)。すると自然にパソコンに向かいブログを書き始めています。朝は手帳、夜はブログというリズムが出来上がりつつあります。夜は眠気が襲ってくるのでブログの習慣にはまだほど遠いのですが、それでもパソコンを自分の部屋ではなくダイニングテーブルに置いてからは、ふとパソコンに手を伸ばし、書こうとする自分に気づくのです。

あなたは1日のうちでどの場所にいることが多いでしょうか。
やる気スイッチなんて言葉がありますが、特定の場所、時間を決めて気合いを入れて何かを始められるならそれに越したことはありません。しかしそれで続かないようでしたら、自分の導線に続けたいものを置きっぱなしにしてみることをおすすめします。