ストレス溜まってる?嫌われないように無理して笑う人の心理と特徴
本気で楽しいときにしか笑わないやっちです。
無理して笑うことってありませんか?
無理する笑顔って、相手にすごい伝わるんですよ。
人に合わせた笑顔、つまり自分の笑顔を見せているわけではないんですよね。
今回は、相手に合わせてつい笑ってしまう人の心理と特徴に触れていきます。
無理して笑う人の特徴
- 意識が高く、よく勉強している。
- 心理学を学んでいる。
- リアクションがでかい。
- グループで行動していて仲良しな人といる時、まわりがわからない2人だけの空間を楽しむ。
- 仲良しな友人と別れる時、この世の終わりのように寂しさを感じている。
- まわりが楽しんでくれれば自分は楽しめなくてもいいと自分に言い聞かせている。
- すごく元気で明るい人と思っていたのに、別人のように静かでネガティブな時がある。
あくまで参考としてですが、無理して笑う人の傾向として挙げてみました。
笑顔でいればストレスを吹き飛ばし幸福が訪れる?
笑う門には福来たる
笑う門には福来たるとは、いつもにこやかに笑っている人の家には、自然に幸福がやって来るということ。
引用:故事ことわざ辞典
笑うことで人生が豊かになっていくという話がメディアで何度も取り上げられています。
笑うことで空気を良くしようとか、幸福を呼び寄せようとか考えている人もいるかもしれません。
僕自身、笑ってさえいればどんなストレスも吹き飛ばせると思っています。
でもその笑いというのは、笑顔を強制的につくり、笑っているように見せることではありません。
心が笑っているから、顔に出るんです。
顔だけ笑っても仕方なく、内側からの笑顔であることが大切です。
無理して笑う心理
なぜ、無理して笑うんでしょうか。
先ほど、笑うことで福を呼ぼうとすることに触れましたが、笑うことで自分を守ろうとする人がいるようです。
なぜ無理して笑うのか、考えられるのは以下の3つです。
- 嫌われたくないから
- 本質に触れると避けるための反応で笑顔になる
- 過去のトラウマで知らずに笑っている
嫌われたくないから
言わずと知れた代表格、嫌われたくないから。
”嫌われたくない”の中には、「自分が穏やかであることを人に見せたいから」ということも含みます。
会社、サークル、コミュニティなどに所属をしていると、周りの人に嫌われないようにがんばってしまう人がいます。
たとえば、同僚がどこかに行ったらお土産を買ってきているので自分も買わないと嫌われるのではと思い、無理して買ってくる。
某サークルで、体育館を開けたり、準備をしたり、片付けをしたり、SNSで頻繁にコメントをしないと嫌われるのではと思い、つい頑張ってしまう。
さて、コミュニティ内で自分の主張をして嫌われたとして、失うものってなんでしょうか?
コミュニティ内の信頼? せっかく仲良くなれた人と気まずくなってしまう?
恐らくそう思っているのは自分だけでしょう。
周りの人たちからしたら、あなたはたくさんいる人たちの一人で、そこまで気にされていません。
極端に言えば、存在すら知られていないかもしれません。
だからこそ、嫌われるかもしれない発言でも、どんどん自分を主張したほうがいいのです。
なぜなら、そうすることであなたという人間が理解され、自分の軸を持っている人と認められるからです。
あえて嫌われるようなことを言えと言っているわけではありません。
「9割はこう言っているけど、自分はこう思う」と自分の主張をするということです。
気をつけたいことは、周りの否定はしないこと。
否定することで自分のポジションを明確にするという意図があれば話は別です。
すべての人間関係において、嫌われるかもしれない行動なんて無限にあります。
いちいち気にして行動を合わせることは不可能です。
だったら最初から、自分が思う行動をしたほうがいいです。
合わせられることは合わせる、でもほとんどは「自分はこう思う」でいいんです。
本音を避けるための回避行動で笑顔になる
本質に触れると笑ってごまかす人っていませんか?
もしかすると自分で気付いていないかもしれません。
過去にトラウマがあって、それを乗り越えて懸命に生きている人には多い傾向です。
例えば「私は一生結婚しなくていいよ」って主張する女性がいるとします。
その人は両親や周りの友人を見ていて、結婚に対して嫌なイメージしかなく、避けてきました。
しかし映画、ドラマで観ていた夫婦や家族の在り方に強い憧れを持っていたとします。
そんな彼女にこう聞いてみます。
「本当は結婚したいんじゃないですか?」
すると笑顔でこう返ってきます。
「いやぁ~私は一生独身で生きていきますよ。仕事に生きる!!」
もう一つ、聞いてみます。
「老後とか寂しくないですか? ずっと一人って」
さらに笑顔でこう返ってきます。
「老後はどっかの島で暮らしているかもしれませんね。のんびりと本でも読みながら!」
気付いた方もいるかもしれませんが、仕事や自分の暮らしの話にすり替えています。
そしてとにかくニコニコ。
自分を守るための、とっさの反応なんですよね。
そういえば、会社でいつもニコニコしていて優しい子が、急に泣き出して「限界!」って言いだした時はびっくりしましたね。
過去のトラウマで知らずに笑っている
笑っているのに涙を流す人を見たことがありますか?
面白すぎてゲラゲラして涙が出るということではありません。
顔は笑っているけど心が泣いている状態です。
自分の心にウソをつくことはできません。
この人は、ずっといじめられてきたトラウマを持っていて、笑っていればまわりに気持ち悪がられ、いじめるのをやめてくれるというシーンを経験した人。
そうか、笑っていたらみんなといても大丈夫なんだ! って胸に刻んでいます。
でもどこか自分だけ取り残されているような、虚無感を拭うことはできません。
いじめられていた時の自分が、置き去りにされ、笑顔ですべてごまかされているからです。
自分は大丈夫! って強気で行動できる人に多いです。
意識では気付いておらず、心が拒否反応を起こすんですね。
心から笑えるようになるために
心から、自分のために笑えるように、自分軸を持ちましょう。
自分軸とは、他人の価値観に合わせた生き方ではなく、自分の価値観を持つということです。
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他人のために生きるのではなく、自分のために生きる勇気をもつべきです。
まずは自分の今いる位置を下記のような視点から確認してあげることが大切です。
- 自分がどんな人間であるか
- 何を目指しているか
- どういう状態でいる時にうれしいのか
- どんな価値観を大切にしているのか
心理テスト、ストレングスファインダーなどの自己診断ツール、知人からの客観的視点など、自分を見つめる方法はたくさんあります。
行動してみて気付くこともあるでしょう。
自分をどんどん知ることで、結果として自分を守ることになり、「これが自分です」とハッキリと話すことができます。
まわりが何を言おうが、比較なしに「自分はこういう人間である」と言えるようになってきます。
最後に
自分にウソをついての笑顔は、すごく怖いこと。
もしかしたら、まわりの友人に違和感を持たれているかもしれません。
無理して笑って我慢するのは身体に悪いのでやめましょう。
まずは無理をしないために自分としっかり向き合ってあげてください。
本当のあなたの笑顔は、自分とまわりを幸せにするはず。
そして笑う門には福来る、です!!
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